そうだ、オーストラリアに行こう②~“初”海外に弾丸一人旅した話~

くじらの放浪記

Day2|初海外の朝、ケアンズ到着

朝5時ごろ、ケアンズ空港に到着。

ついに、人生で初めて海外の地に足を踏み入れました。

意外だったのは、
「怖い」という感情がほとんどなかったこと。

英語も完璧じゃないし、
一人だし、
初海外だし、
もっと緊張するものだと思っていたのに、

胸の中にあったのは、
ただただ「楽しみ」という感情だけでした。

空港の空気も、匂いも、
窓から見える空の色も、
全部が新鮮で、
「本当に来たんだ」という実感がじわじわ湧いてきました。

空港から市内へ|最初の小さな出会い

空港から市内へ向かおうとしたところ、
日本人女性に声をかけてもらい、
タクシーを割り勘して一緒にホテルへ。

初海外で、初めての移動。
いきなり誰かと一緒になれたことが、
思っていた以上に心強かったです。

ホテルに着いて荷物だけ預け、
そのままパームコーブ行きのバス停へ向かいました。

バス停での会話|「旅が始まった」と思えた瞬間

バス停で出会ったのは、
「Yes」を「ダッダッ」と言う、
キュランダから来たというおじいさん。

(オージー英語なのか、先住民の言葉なのかは不明)

バスを待ちながら、
行き先の話や、
キュランダが世界最古の熱帯雨林だという話を聞きました。

日本で生活していると、
知らない人と会話を交わす機会はほとんどありません。

でもここでは、
「たまたま同じバスを待っている」
それだけで会話が始まる。

その自然さが、とても新鮮でした。

途中でおじいさんはバスを降り、
私はそのまま終点のはずのパームコーブへ――
と思いきや、なぜか乗り過ごし。

見知らぬ場所でバスを降り、
朝から余計に歩くことになりました。

それでも、
すれ違う人たちが
「Good morning」と声をかけてくれる。

それだけで、
「なんて優しい世界なんだ」と思えてしまう。

歩いているだけなのに、
もう楽しい。

パームコーブ|旅に来た実感が一気に押し寄せる

無事にパームコーブに到着。

人気だというカフェで、
フルーツサラダとレモネードを注文し、
海を望むカウンター席へ。

キラキラ光る海を前に、
「これがケアンズか」と、ようやく実感が湧きました。

そのあとはビーチを適当に散策し、
桟橋へ向かうと、
釣りをしているおじいさんと出会います。

少し会話をして、
写真を撮ってもらって――
まさかそこから、
「車で市内まで送ってあげるよ」
という展開になるとは思ってもいませんでした。

フィッシングおじさんとの午後

出発前に一緒にカプチーノを飲み、
テイクアウトしたピザを持って、
おじいさんおすすめのビーチへ。

さらに、
チルスポットをいくつも案内してもらい、
気づけばお昼に予約していた
ホテルレストランには行けない時間に。

結局、予約はキャンセル。

エスプラナード・ラグーンにも立ち寄り、
最後はケアンズセントラルで降ろしてもらいました。

このおじいさんは、
ホストファミリーとして留学生を受け入れているそうで、
イタリア、日本、カナダから来た学生たちと
一緒に暮らしているとのこと。

「英語が得意じゃなくても、
 何かあったら連絡していいよ」

そう言ってもらえたのは、
一人旅の身として、かなり心強かったです。

信じることについて、少し考えた

日本に帰ってからこの話を友達にすると、
ものすごく心配されました。

それも当然だと思います。

見知らぬ土地で、
見知らぬ人と行動する。
リスクがゼロなわけがない。

旅先で少し浮かれていたのも事実です。

それでも私は、
自分の目で見て、
自分の耳で聞いて、
「信じてみよう」と決めました。

誰を信じるかを決めるのは、
結局、自分しかいない。

もし何かあったとしても、
それは自分で選んだ結果だと、
その覚悟も含めての一人旅でした。

旅に出た理由を、改めて思う

海外だから。
一人旅だから。

日本の日常ではなかなかできないことを、
あえて選んでやってみたかった。

失敗するなら、若いうちに。
間違えるなら、今のうちに。

「旅の恥はかき捨て」

それは単なる言い訳ではなく、
私にとっては
自分を解放するための合言葉でした。

一人で迎える初海外の夜

その後、両替を済ませ、
お土産を少し買い、
ホテルにチェックイン。

夜ごはんは、
暗くなってからの女子一人での外食が少し不安だったので、
テイクアウトに切り替え。

オージービーフのバーガーと、
「見た瞬間に絶対おいしいと分かる」
チキンとベーコンとチーズのやつ。

ホテルに戻って食べようとしたものの、
バーガーだけで限界。

残りは翌朝に回して、
シャワーを浴び、洗濯物を手洗いし、
22時ごろには就寝。

長い一日でした。

でも、
「一人で、ちゃんとここまで来れた」
その事実が、
静かに自信になっていました。

タイトルとURLをコピーしました